パーソナルトレーナーを目指しているけど何か必要なスキルはあるのかな?
パーソナルトレーナーになってから困らないためのスキルを知りたい
こんな悩みに答えます
最近はフィットネス人口が増え、パーソナルトレーニングを受ける人が増えてきていています。そのためパーソナルトレーナーの需要も日々増えてきています。
トレーニングを教えることだけがパーソナルトレーナーの仕事だと思われがちですが、周りとの差をつけ、クライアント様から絶大的に信頼されるパーソナルトレーナーになるためにはどんなスキルが必要なのでしょうか?
人気パーソナルトレーナーになるために必須なスキル4選
人気パーソナルトレーナーになるために必須なスキル 解剖学の知識
これは大きな意味でも、小さな意味でもそうなのですが、筋肉がどこについていて、どんな働きをするのかがわかっていればトレーニングの指導はもちろん、ストレッチの指導、姿勢改善の指導など、身体のすべてに関する悩みに答えることが出来ます。
最優先はトレーニングの指導をできることです。
いくら自分が感覚的にトレーニングのフォームを理解していたり、効く部位をわかっていたとしても、理屈で分かっていなければ「なぜそれをするのか」、「なぜこのフォームでするのか」といったことを説明することもできませんし、説明できなければ専門性をアピールこともできません。
ストレッチと姿勢改善は、2つで1つのイメージです。
例えばベンチプレスなどのプレス系の胸の種目が効きにくいといった人がいます。
その時に「じゃあダンベルフライをしよう」とするのも1つの考え方ですが、なぜベンチプレスが効かないのかを考えることが大事です。
そうすると普段の仕事がデスクワークで、肩関節が内旋しているから効きにくい。ということがわかってくるかもしれません。
猫背になって姿勢が悪いから、ストレッチをしてしっかり胸を張ったフォームが出来ればベンチプレスも効いてくるかもしれません。
ストレッチや姿勢改善も基本は解剖学の知識が重要になってきます。この姿勢ならこの筋肉が硬くなりやすいからここをストレッチしてみよう、といった風に考えられるようになることが、いいトレーナーになるための条件だと思います。
なぜを常に考えて指導できるようになりましょう
人気パーソナルトレーナーになるために必須なスキル コミュニケーションスキル
対面でお客さんとやり取りをするパーソナルトレーニングは、接客業のため、コミュニケーションを取るというのは切っても切れないものです。
人の身体というのは1人1人違い、本当に理解するのは難しいため、パーソナルトレーナーは職人的な考え方になってしまい、そのようなコミュニケーションをとってしまいがちです。専門的なことを専門的な用語や、知識がある人にしかわからないように説明するのはコミュニケーションではなく、一方的な自己満足です。
相手がわかっているかの反応をしっかり確認し、わかっていなそうであれば言い方を変えてもう一度説明する。こういった、お互いが理解したということがコミュニケーションであり、接客業ではとても大事なことです。
仮にトレーニングのフォームなどをお客さんに説明したとして、頭で理解できても行動としてできないこともよくあります。
そんなときもなぜその人ができないのか、といった冷たい対応をするのではなく、自分の説明が悪かったのだと反省したり、できなかったとしてもその人のモチベーションアップにつながるような声掛けをできるのが理想です。
人気パーソナルトレーナーになるために必須なスキル 相手を思いやる心
先ほどのコミュニケーションスキルの部分でも少し説明しましたが、相手がどのようにすれば理解できるのか、どのようにアプローチすると機嫌がいいかなど、その人の心をしっかりと考えることが、良い接客に繋がります。
これはパーソナルトレーナーだけではなく、どんな仕事にでも共通することですが、相手の立場になり、こういったことをしてもらえるとありがたいとか、こういったことがあったからこういう声かけをされるとうれしいなどを考えられるようになれば、自然にその相手も「この人は信頼しても大丈夫だ」と思ってくれるはずです。
信頼関係があれば、自分が提案することを信じて付いて来てくれます。サプリメントの提案なども購入してもらいやすくなります。
(※無駄に高かったり、その人にとって不要な物を押し売りしてしまうとかえって信頼もなくなってしまうため注意が必要です。その人のためを思ってしっかりと親身になって考えていればきっとそのことは伝わります。)
人気パーソナルトレーナーになるために必須なスキル コーチングスキル
まだこのコーチングという言葉は一般的ではないような気はしますが、ざっくりいうと相手にしっかりと考えさせ、行動させるような指導のことを言います。
トレーニングや食事指導など、開始したてに関しては具体度の高いティーチング(どのような部位を鍛えてどんな種目をするか、どのようなものがタンパク質が多くてダイエットにおすすめか、といったようにしっかりと指示すること)する必要がありますが、ずっと説明をしているだけでは、その特定の種目や食べ物しか理解できない状況になる場合があります。
そうならないためにも段々と指導の抽象度を上げて、どうすればこの部位に効かせられるか、どういたものがダイエットにいいかなどを考えて行動できるように指導することをおすすめします。
あくまでもそのお客さんのことを思って、自分の元を離れていったときでもリバウンドせず、ずっとトレーニングや食事を続けていけることを意識して指導することで、信頼関係もより強いものになりますし、長期的に見たときに周りに広めてくれやすかったり、良い結果に繋がります。
また、ダイエットをしたいと思っている人の多くがネガティブだったり自己肯定感が低い人が多いです。
パーソナルトレーナーはそういった考え方までも変えることのできる仕事だと僕は思っているので、より良い人生を送ってもらうために考え方や、自分に自信をもってもらえるような指導の仕方を身に付け、実際にそうなればそれ以上にうれしいことはありませんし、1番のやりがいではないかと思います。
「トレーナーのおかげで人生変わりました」と言ってもらえるための重要なスキルがコーチングです。
コーチングを学ぶためには実際にコーチングのプロに指導を受けることが1番です。
ここまでは、パーソナルトレーナーという仕事、職人としての観点から重要なスキルをご紹介してきました。
しかし自分でジムを開業し、そのジムを人気にするためには実はまた違ったスキルが必要になってきます。
こちらも少しご紹介していきます。
人気ジムを作るための必須スキル
パーソナルトレーナーと、ジム経営とは全く違った仕事内容です。
具体的にどういったスキルが必要かご紹介していきます。
人気ジムを作るために必須スキル マーケティングスキル
いくら自分が最高の技術を持っていて、どんな人でも理想の体に変えることが出来ても、そのためのお客さんが来なければ意味がありません。
SNS、SEO、MEO、ホットペッパーなど色々集客の方法はありますが、無料でできるものはすべてやってみることをおすすめします。
無料でできるものはどれも実際に集客につながるまでには時間がかかります。
路面店で場所が目立つ場合など以外は、地道に集客をしなければいけません。SNSであればフォロワーおよそ5,000人、SEOであれば「地域名+パーソナルジム」などで検索10位以内くらい、MEOでも店舗近くで「パーソナルジム」と調べたら赤いピンが表示されるくらいにはしたいものです。
正直、ここまでの少しの内容で理解が追い付いていない人は自分でジムを開くべきではありません。
オープンできたとしても集客ができずに困るといったリスクがあるので、上記の数字が目指せるくらいにはしておきましょう。
これらをうまく伸ばしていくためにもセールスライティングのスキルも身に付けることをおすすめします。
学習方法やそもそもセールスライティングとは?といったことはこちらの記事をご覧ください。
https://manablog.org/sales-writing-basics/
まとめ
パーソナルトレーナーとして成功するためにはいろいろなスキルを身に付ける必要があります。
その過程は難しく、長いものだと思いますが、必ずなたにとって良い結果をもたらすことを保証します。
仮にこの業界から離れたとしてもどの業種でも応用が出来るスキルのため、勉強することをおすすめします。