筋トレの効果を上げるためにエナジードリンクっていいのかな?
カフェインって身体によくないって聞くけど実際どうなのかな?
こんな悩みに答えます。
筋トレをしている人であれば1度はレッドブル、モンスターなどといったエナジードリンクを飲んだことがあるのではないでしょうか?
しかし何のために飲んでいるのかをしっかりと理解している人は少ないです。
この記事では筋トレ前や筋トレ中にエナジードリンクを飲むメリットやデメリット、おすすめのエナジードリンクやサプリメントについてご紹介知ていきます。
私自身筋トレを5年以上し、サプリメント会社にも務めているためカフェインやサプリメントについて参考にしていただけると幸いです
エナジードリンクの効果とは?
そもそもエナジードリンクとは明確な定義や基準はありません。
カフェインやアミノ酸、ビタミンなどといった成分が含まれている炭酸飲料のことを指す場合が多いです。
リポビタンDなどのような指定医薬部外品ではなく清涼飲料水のため○○のような効果がありますといった言い回しはできないのも特徴です。
では具体的にエナジードリンクの成分にはどういったものが入っているのでしょうか?
今回はレッドブルとモンスターを例に出して紹介していきたいと思います。
エナジードリンクの成分
レッドブル 355ml
分量
100 g あたり
カロリー (kcal) 45
脂質 0.1 g
飽和脂肪酸 0 g
コレステロール 0 mg
ナトリウム 38 mg
カリウム 3 mg
炭水化物 11 g
食物繊維 0 g
糖質 10 g
タンパク質 0.3 g
カフェイン 30 mg
ビタミンC 0 mg
カルシウム 13 mg
鉄 0 mg
ビタミンD 0 IU
ビタミンB6 2 mg
コバラミン 2 µg
マグネシウム 3 mg
モンスター 355ml
分量
100 g あたり
カロリー (kcal) 42
脂質 0 g
飽和脂肪酸 0 g
コレステロール 0 mg
ナトリウム 75 mg
カリウム 3 mg
炭水化物 11 g
食物繊維 0 g
糖質 11 g
タンパク質 0 g
カフェイン 36 mg
ビタミンC 0 mg
カルシウム 3 mg
鉄 0 mg
ビタミンD 0 IU
ビタミンB6 0.8 mg
コバラミン 2.5 µg
マグネシウム 1 mg
このようになっています。
エナジードリンクにおいて1番重要な点はカフェインの量です。355ml1本飲むと100mg強取れる計算になります。
WHO世界保健機関の発表によると、健康な成人で400mg、カフェインの影響が大きいとされる妊婦は300mgまでが1日の摂取量に制限されています。夜更かしや疲れが取れないからと言って過剰に摂取することは控えましょう
エナジードリンクのメリット
先ほども少し説明したように、カフェインが1番の重要なポイントで、カフェインとは眠気を覚ましたり興奮させたりといった覚醒作用があることで知られています。脂肪燃焼効果も高めるという研究もあるため、トレーニング前に摂取することでトレーニングの集中力が増し、トレーニングの効果が高くなることが期待できます。
またモンスターであればアルギニンといった血管拡張作用が期待できるアミノ酸も含まれているため、パンプ感が増すことも期待できます。
0カロリーのタイプも色々発売されていますが、糖質も含まれているためエネルギーとして栄養補給も可能です。
エナジードリンクのデメリット
こういうイメージがある人多いかもしれませんが、身体によくない添加物などが含まれています。
その点を気にする人であればあまりおすすめはできません。
先ほど紹介したカフェインですが、メリットもあればデメリットもあります。これはその人それぞれの体質によって全く変わってくるので全員に当てはまらないのですが、摂取すると頭が痛くなったり吐き気がする人もいます。
そもそものカフェイン耐性のない人や、それ以外に中毒症状としてそういったことがある人もいます。
1日に400mg以上の大量のカフェイン摂取を何日も続けていると、それが当たり前になってしまいカフェインがないと倦怠感や頭痛などの症状が出てしまう場合があります。
たまにニュースにもなったりしていますが、最悪の場合、カフェインの過剰摂取によって死に至るケースもあります。
しかし一般的に400mg摂るだけでも体調が悪くなる人がいるくらいですし、1000mg(1g)摂るとほとんどの人が体調が悪くなるレベルです。
致死量としては5000mg(5g)~10000mg(10g)と言われているため、相当な量のカフェインを摂る必要があることがわかります。
過剰に「カフェインを摂りすぎると死ぬ」と恐れる必要はなく、適切に摂取すれば全く問題はありません。
しかし体質や体調などでカフェインの反応がよくない場合があるのでそういった時はなるべく控えるようにしましょう
おすすめのエナジードリンク
ではカフェイン摂取やトレーニングの効果を高めてくれるようなエナジードリンクは何でしょうか?
おすすめを紹介していきます
モンスター
先ほども紹介したモンスターですが、レッドブルに比べて圧倒的にコスパがいいためおすすめします。
1缶355mlで約130mgのカフェインが入っており、その他にもアルギニンといった血管拡張作用のあるアミノ酸が含まれていたりトレーニングの効果を高める成分が多く含まれています。
また1本200円を切るため非常に財布にも優しい値段設定になっています。
ゼロカロリーのタイプもあったり、様々な味も販売されているため減量中や、その日の気分によっても飲み分けられる点も魅力の1つなのではないでしょうか。
おすすめのサプリメント
カフェインの摂取であればエナジードリンクだけではなく、サプリメントでも代用は可能です。むしろグラム単位での価格は割安になる傾向があるため持ち運びなど気にしない人であればおすすめです
プレワークアウト
その名前の通りトレーニングの前に飲むサプリメントです。
トレーニングの効果を高める目的のために作られているサプリメントのためメーカーやブランドによっても変わってきますが厳選され、目的がはっきりとした商品です。
その中でも初心者の方にはビーレジェンドプレワークアウトがおすすめです。
ビーレジェンド プレワークアウト モンスターハンター (アルギニン シトルリン ベータアラニン カフェイン配合) 元気ドリンコ風味
1杯10gあたりカフェインが150mgと十分な量が含まれています。
また、アルギニンが2500mg、シトルリンが1000mgと血管拡張の成分もしっかりと含まれていますし、ベータアラニンといって肌がピリピリするような感覚になるアミノ酸も多く含まれているため非常に集中力を高くトレーニングに取り組めると思います。
初心者におすすめな理由として、海外製品と比べても余計な成分が含まれておらず、「とりあえずこの成分は欲しい」といった成分だけが含まれているためわかりやすいという点です。
上級者になればもっとほかの成分が欲しいから単体で購入して混ぜるということもできるので非常に汎用性も高い商品です。
カフェイン
もっとシンプルにカフェインだけを摂るのもおすすめです。
錠剤でカフェインを摂取できるためコスパだけでいうとこのカフェインのサプリメントが1番お得です。
このオールマックスのカフェインであれば1錠で200mg摂取することが出来ますし、真ん中に割れ目が入っているため半分の量での摂取も可能です。
まとめ
筋トレ前に飲むエナジードリンクはカフェインやアミノ酸などの成分によってトレーニングの効果を高めてくれます。
コスパや味の観点からみてもモンスターがおすすめのエナジードリンクです。
また、エナジードリンクだけではなくサプリメントからでもカフェインの摂取は可能なので、プレワークアウトやカフェインのサプリメントを活用することもおすすめします。