パーソナルトレーナーになりたい人
パーソナルトレーナーになりたいと思っているけど何か資格って必要なの?
どうやったら人気がでるの?
こんな悩みに答えます。
最近のフィットネスの普及に伴いパーソナルトレーナーの需要も高まっています。ではどのような資格が必要なのでしょうか?
この記事ではパーソナルトレーナーに必要な資格と、どのようなパーソナルトレーナーが人気になるのかをご紹介します
パーソナルトレーナーに必要な資格
実は絶対必要というような資格はありません。
パーソナルトレーナーという仕事は国家資格がないため、資格を取らなければ働けないということはありません。
つまりパーソナルトレーナーとして働きたければ今すぐにでもパーソナルトレーナーを名乗れるというわけです。
しかしそれでは信頼性という面ではあまりよくないですし、実際に私自身がお客様のカウンセリングの際に「何か資格ありますか?」といった質問はよく聞かれますので、何か1つは持っておきましょう。
おすすめの資格
とりあえずこれだけを取っておけば資格を持っていると胸を張って言えますし、基本的な知識があるという証明にもなり、就職やジムと契約する時にも有利になります。
■ NESTA
こちらは私自身も保有している資格です。
難易度:★★★☆☆
パーソナルトレーナーとして仕事をしていくのであれば最低限必要な知識が含まれた内容です。
解剖学から、パーソナルトレーナーとしてご飯を食べるためのマーケティングのような内容まで含まれています。
筋トレをしている人であれば、3か月ほどしっかり勉強すれば合格できるくらいの難易度ではないでしょうか。
私も業界未経験からこの業界に入り、試験勉強を始めて3か月後の試験で、1発で合格することが出来ました。
これからパーソナルトレーナーを目指すといった人であれば、比較的取りやすく、業界内の認知度もあるのでおすすめです。
■ NSCA
難易度:★★★★☆
先ほど紹介したNESTAよりもひと回り範囲が広いと言われています。
難易度が上がりますが、知識としては必要なものなので少し難易度の高い資格が欲しいという方はこちらをおすすめします。
どちらも必要な知識が学べますので、最低限どちらかは取るようにしましょう。どっちがいいかわからないという方は比較的簡単なNESTAをおすすめします。
パーソナルトレーナーになるために必要なスキル
コミュニケーションスキルが1番重要です。
さらに言うとおもてなしができるかどうかが重要です。
パーソナルトレーナーを目指している人からすると、
「何か大会で実績を残し、専門的な知識を詰め込んでいれば自然にお客様は来るだろう」というような考え方をしている人がいるのではないでしょうか?
最近ではYouTubeやSNSが発達したことにより、知名度がある人にはある程度お客様が来るようになっています。
しかし考えてほしいのですが、日本のフィットネス人口はおよそ3%といわれていて、大会で実績がある人にパーソナルトレーニングをしてほしいと思う人はその3%の中からしか出てこないのです。
私たちが本当に相手にする必要があるのは残り97%の
「ダイエットしたいけど何をすればいいかわからない」といった人たちなのです。
どれだけの知識があってもお客様にとっては「どうでもいい」ことで、本当に大切なのはトレーニング中も楽しませてくれたり、親身になって悩みを聞いてくれたり、あるいはただの話し相手になって欲しいという方も中にはいます。
「パーソナルトレーナーは知識があって当たり前」
お客様にとってはこういった考え方が当たり前です。
最低限の知識は必要ですが、それよりもわからない質問をされたときにいかに信頼感を失わずに返事が出来るか、というスキルのほうが重要になってくるのです。
人気のパーソナルトレーナーとして、より高いレベルを目指したいという方は是非こちらの記事をご覧ください
どのようなパーソナルトレーナーが人気になるのか
そのお客様のことを1番に考えられる人が人気になります。
しっかりとその方と信頼関係を築くことが重要で、長く続けてもらうことを目標に指導をしていたらそれは自分のための目標になってしまいます。
そうではなく、本当に大事なことは、そのお客様が自分のもとを離れても1人で十分にトレーニングを続けていけるようになることが重要なのです。
これではお客様が離れてしまうのでは?と思うかもしれませんが、実はこれは逆で、信頼関係がしっかりできていればお客様は長く続けてくれるものなのです。
それだけではなく自分のことを周りの人にも広めてくれたりもするのです。
これ以外にパーソナルトレーニングという仕事は接客業である以上見た目も大事になってきます。
完全個室のパーソナルジムでおっさん2人と1時間いるよりも若いさわやかな青年と1時間いる方がいいに決まっていますよね。
これは年齢が高い人がダメということではなく、印象の問題で、さわやかで明るい人という印象が最低限必要になります。
女性のお客様が多いことから女性のパーソナルトレーナーの需要も非常に高いです。
現状パーソナルトレーナーとして働いている男女の割合は7:3程度だと言われています。しかしお客様の男女の割合は4:6程度です。
それだけ女性のトレーナーの需要が高いということです。
パーソナルトレーナーになるために今するべきこと
結局今何をすればいいのかということをまとめて解説します
知識をつける
もしあなたが今業界未経験でパーソナルトレーナーになりたいと思っているのであれば、まずは最低限の身体についての知識をつけましょう。そのためにも資格を取ることをおすすめします。
誰かと喋る
資格が取れたら人と喋りましょう。
1番重要なコミュニケーションスキルは人としゃべること以外に鍛える方法はありません。
家族でも恋人でも誰でも大丈夫ですので、最近あった面白かったことやこんなことがあったなど、なんでも大丈夫なので長くしゃべる練習をします。
知り合いと話が弾まなければ初対面の人との話はなかなか難しいでしょう。
ニュースを見ましょう
これはコミュニケーションスキルに通じる話ですが、パーソナルトレーニングは誰にでも手軽に取り組める値段ではありません。一般の人からすれば高いと感じる値段です。
つまりお客様としてジムに来るのはお金に余裕がある人で、そのような人たちは世の中のことについてよく話を振ってきます。
少し聞いたことがある程度で大丈夫なので全くの無知ということにはならないようにしましょう。
以上です。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。