ダイエットをしているけどもっと効率よく、おいしいものが食べたい!
そんなお悩みをお持ちの方に今回は、実際に「ダイエットのプロ」が使っている調理家電をご紹介していきます。
コンテスト出場のために10kg以上もの減量をしたり、パーソナルトレーナーとして多くの方のダイエットも成功に導いているので参考にしてみてください。
その① エアフライヤー
エアフライヤーは、ダイエット中の方にとって非常に便利な調理家電です。
この機器は、熱風を循環させることで食材を調理するため、従来の揚げ物に比べて油の使用量を大幅に削減できます。その結果、カロリーを抑えつつ、サクサクとした食感を楽しむことができます。
特に、鶏肉や魚などのタンパク質源を調理する際にはとても便利です。
これらのタンパク質となる食材は、ダイエット中には欠かせません。エアフライヤーを使えば、余分な油を加えることなく、ジューシーで美味しい料理を簡単に作ることができます。
また、野菜のロースト調理にも適しており、栄養価を保ちながら美味しく仕上げることができます。
エアフライヤーの選び方
エアフライヤーを選ぶ際は、いくつかのポイントに注目することが大切です。
■容量は使用人数や調理頻度に応じて選びましょう。
一人暮らしなら2〜3Lクラス、家族で使用する場合は4L以上がおすすめです。
■温度調節機能の有無も重要です。
細かい温度設定ができると、より多様な料理に対応できます。
■洗浄のしやすさも考慮しましょう
取り外し可能な部品が多いモデルや、食洗機対応のものを選ぶと、使用後のメンテナンスが楽になります。
■タイマー機能や自動シャットオフ機能を確認しましょう
このような機能があると、調理中に他の作業ができるので便利です。
■消費電力にも注目しましょう。
省エネ性能の高いモデルを選ぶことで、電気代の節約にもつながります。
おすすめエアフライヤー
COSORI ノンフライヤー 2L
高さと設置面両方ともA4サイズに収まるコンパクトサイズで、置き場所にも困りません。
食材がより均一に加熱されるように進化し続けてきた360°熱風循環技術が特徴で、なんとオイルを97%カットすることが可能です
エアフライヤーを使ったダイエットレシピ
エアフライヤーを使ったダイエットに適したレシピはたくさんありますが、いくつかおすすめをご紹介します。
■鶏むね肉のハーブグリル
低カロリーでありながら満足感の高い一品です。
鶏むね肉にハーブとスパイスをまぶし、エアフライヤーで調理すれば、ジューシーで香り豊かな料理が完成します。
■サツマイモのスティックフライ
サツマイモを細長く切り、少量のオリーブオイルを塗ってエアフライヤーで調理すれば、揚げたような食感を楽しめます。
■野菜のロースト
調理も簡単です。ブロッコリー、カリフラワー、ニンジンなどをカットし、少量のオリーブオイルとスパイスを絡めてエアフライヤーで調理すれば、栄養価の高い副菜が完成します。
■サーモンのハーブ焼き
魚料理では、サーモンのハーブ焼きがおすすめです。サーモンに塩、コショウ、レモン汁、ディルなどのハーブを振りかけ、エアフライヤーで調理すれば、皮はパリッと、身はふっくらとした絶品料理に仕上がります。
その② 低温調理器
低温調理器は、ダイエット中の方にとって非常に有用な調理家電です。
この機器は、食材を低温で長時間調理することで、栄養素を逃がさず、ジューシーな仕上がりを実現します。特に、タンパク質の調理に適しており、鶏胸肉や魚などの低脂肪の食材をパサパサになるのを防ぎ、ふっくらとした食感のまま美味しく調理できます。
低温調理の最大の利点は、食材の水分と栄養を逃がさないことです。通常の調理方法では、高温で調理することで食材の水分が失われ、同時に栄養素も減少してしまいます。しかし、低温調理では、食材の細胞が壊れにくいため、水分と栄養素を保持したまま調理することができます。
これにより、少量の食事でも満足感を得られ、カロリー制限をしながらも栄養バランスの取れた食事を摂ることができます。
低温調理器の選び方
低温調理器を選ぶ際は、いくつかの重要なポイントがあります。
■温度制御の精度が高いものを選びましょう。
精密な温度管理ができるモデルほど、食材を理想的な状態に仕上げることができます。
■容量も考慮しましょう。
一人暮らしなら小型のもので十分ですが、家族で使用する場合は大容量のものが便利です。
■操作性も重要です。
タッチパネルやスマートフォン連携機能があるモデルは、より使いやすく、レシピの管理も簡単です。
■静音性も考慮しましょう。
低温調理は長時間かかるため、静かな機種を選ぶことで、夜間や早朝の使用も気にせず行えます。
■安全機能の有無も確認しましょう。
水位センサーや自動シャットオフ機能があると、より安心して使用できます。
おすすめ低温調理器
BONIQ 2.0
低温調理器といえばこのボニークを思い浮かべる人も多いかと思います。
非常にシンプルな見た目でオシャレなデザインなのが特徴です。5℃~95℃まで0.5℃刻みでの調整が出来てコンパクトでありながらパワフルで使い勝手がいい商品です。
低温調理機を使ったダイエットレシピ
低温調理機を使ったダイエットレシピは多岐にわたります。
例えば、鶏胸肉のハーブ蒸しは、低カロリーでありながら驚くほどジューシーに仕上がります。鶏胸肉にハーブとスパイスをまぶし、真空パックして低温調理すれば、しっとりとした食感と豊かな風味を楽しめます。
また、サーモンのコンフィも人気です。サーモンをオリーブオイルと共に低温調理することで、とろけるような食感と濃厚な味わいが楽しめます。
もちろんお肉だけではなく、野菜の調理にも適しています。
ニンジンやビーツなどの根菜類を低温調理すると、甘みが引き立ち、栄養価も高く保たれます。
卵料理では、温泉卵ならぬ「完璧な卵」を作ることができます。卵を殻ごと低温調理することで、黄身がとろりと、白身がふわふわに仕上がります。
これらのレシピは、低カロリーでありながら満足感が高く、ダイエット中の食事として理想的です。
その③ ミキサー・ブレンダー
ミキサー・ブレンダーは、ダイエットや健康的な食生活を送る上で非常に便利な調理家電です。
特に、鶏肉などをミンチする機能は、低脂肪で高タンパクな食事を簡単に準備できるため、ダイエット中の方に重宝されます。ミキサーを使用することで、市販のひき肉よりも新鮮で、脂肪分を調整したミンチ肉を手軽に作ることができます。
また、ミキサーやブレンダーの最大の利点は、その多機能性です。
肉をミンチするだけでなく、野菜のみじん切りや、ペースト作り、生地のこね作業なども行えます。
これにより、ダイエット中でも様々な料理を効率的に作ることができ、食事の幅が広がります。
例えば、鶏胸肉と野菜を同時にミンチして、ヘルシーなハンバーグやミートボールを簡単に作ることができます。
ミキサー・ブレンダーの選び方
ミキサー・ブレンダーを選ぶ際は、いくつかの重要なポイントがあります。
■モーターの出力に注目しましょう。
高出力のモデルほど、硬い食材も簡単に処理できます。特に肉をミンチする際は、300W以上の出力があるものが望ましいです。
■容器の容量も重要です。
一度に大量の食材を処理したい場合は、大容量のモデルを選びましょう。
■刃の種類や付属アタッチメントの多様性も考慮すべきポイントです。
肉をミンチするための専用刃が付属しているモデルを選ぶと便利です。
■洗浄のしやすさも重要です。
分解して洗える構造や、食洗機対応のパーツがあるモデルは、使用後のメンテナンスが楽です。
おすすめミキサー・ブレンダー
クイジナートのスリム&ライト マルチ ハンド ブレンダーは『つぶす』『混ぜる』『切る』『刻む』を1台でアタッチメントを取り換えるだけで出来る優れモノです。
詳細はこちら
非常にパワフルで、鶏肉をミンチにする際などでもパワー不足になるなどのことはなく、使い勝手のいい商品です。片手でも使用することが出来るので、女性でも取り扱いやすいです。
値段も10,000円弱で購入しやすい価格帯です。
ミキサー・ブレンダーを使ったレシピ
ミキサー・ブレンダーを使って鶏肉をミンチする方法は簡単です。
まず、鶏肉を2〜3cm角に切ります。次に、ミキサーの容器に入れ、数回に分けて短時間ずつ作動させます。一度に長時間作動させると、肉がペースト状になってしまうので注意が必要です。
ミンチした鶏肉を使ったヘルシーなレシピとしては、鶏肉のつくねがおすすめです。
ミンチした鶏肉に、みじん切りにした玉ねぎ、すりおろした生姜、卵白、塩こしょうを加えてよく混ぜ合わせます。小判型に形を整え、フライパンで両面をこんがりと焼きます。タレを絡めて完成です。
このレシピは低脂肪で高タンパクなため、ダイエット中の方にも適しています。
また、ミンチした鶏肉と野菜を混ぜて作るヘルシーバーガーパティも人気です。
鶏肉のミンチに、みじん切りにしたニンジンやズッキーニ、玉ねぎを加え、卵と全粒粉パン粉で結びます。ハーブやスパイスで味付けし、オーブンで焼き上げれば、ジューシーで栄養価の高いバーガーパティの完成です。
ミキサー・ブレンダーを活用することで、新鮮で栄養価の高い自家製ミンチ肉を簡単に作ることができ、ダイエット中でも美味しく健康的な食事を楽しむことができます。