ダイエットには鶏むね肉や、ささみがいいと聞いたことあるけど鶏もも肉でもいいの?
どう違うの?
こんな悩みに答えます。
ダイエットに鶏むね肉やささみがいいというのは有名です。しかしあまり鶏もも肉がダイエットにいいとは聞かないのではないでしょうか?
実は一般的なダイエットであれば、鶏胸肉よりも鶏もも肉の方がおすすめなんです。
今回はその理由と、鶏もも肉のダイエット効果について解説していきたいと思います。
鶏もも肉のダイエット効果とは?
高タンパク質、低脂質
まず鶏もも肉には、ダイエット中に摂りたい栄養素であるタンパク質が多く含まれています。タンパク質とは身体を作る材料で、髪の毛や肌、爪や筋肉などありとあらゆる材料になります。
1日に摂取するタンパク質量として、体重×1g~1.5gが必要だと言われています。これだけのタンパク質を摂ろうと思うと毎食しっかりとお肉やお魚を食べる必要があります。
また、脂質も少ないためカロリーを少なく抑えることが出来ます。
カロリーというのはタンパク質、糖質、脂質の量で決まり、タンパク質、と糖質は1gあたり4kcal、脂質は9kcalあります。
しっかりとタンパク質が摂れ、脂質が抑えられるのが鶏もも肉の特徴です。
例えば牛サーロインステーキなど、脂身が多いお肉であれば、
100gあたりタンパク質17.4g脂質23.7g、トータル298kcalとなり、非常に脂質が多いのがわかります。
それに比べて鶏もも肉(皮無し)は
タンパク質18.8g、脂質3.9g、トータル116kcalでカロリーも1/3程度に抑えられています。
単純計算で脂質の多いお肉の3倍の量を食べてもカロリー自体は変わらないということです。
食べられる量も増えるので、満腹感も感じやすくダイエットにすごくおすすめです。
食事誘発性熱産生が多い
難しい言葉が出てきましたが、要するに食事をしたときに消費するカロリーのことです。
何かご飯を食べたときに咀嚼して消化するとき、食べ物によって消費するカロリー数が違うということです。
先ほども説明しましたが鶏もも肉にはタンパク質が多く含まれています。
そのタンパク質を摂取した時というのはカロリーを消費する割合が多いのです。
例えば炭水化物であれば約6%、脂質は4%が消費されるとされています。それに比べてタンパク質はなんと30%も消費されるのです。
そのためタンパク質を多く含む鶏もも肉は非常にダイエット向きだということです。
おいしい
鶏胸肉やささみではなくて、鶏もも肉がおすすめな最大の理由として、この「おいしいから」ということが挙げられます。
ダイエット経験者の方ならわかると思いますが、ダイエットしようと決意してもなかなか続かないですよね?その続かない理由の1つとして、食事を制限しすぎるということがあります。
今までカロリーも何も考えず、お菓子も食べていた人がいきなり次の日からボディビルダーのような食事をすることはとてもハードルが高いことです。
ダイエットといえばささみがいいと思われがちですが、パサパサしていてあまりおいしくないものを食べ続けることが出来る人は少ないです。
もちろんその分脂質が少なくてカロリーが抑えられていいのですが、それよりもなるべくストレスの少なくなるように、多少脂質が多くても鶏もも肉を食べることがいいと思います。
鶏もも肉と鶏胸肉との違い
鶏胸肉の100gあたりの栄養素は
・タンパク質22.3g
・脂質1.5g
・炭水化物0g
合計108kcal
鶏もも肉は先ほども紹介したように、
・タンパク質18.8g
・脂質3.9g
・炭水化物0g
合計116kcal
このようになります。
カロリーだけを考慮した場合、やはり鶏胸肉の方が優秀です。
しかしカロリーだけを考えるとおいしくなかったり、飽きたりしてしまいます。
長くストレスなく続けることを最優先に考えると、10kcal程度の差でもあるので鶏もも肉がいいのではないかと思います。
鶏肉のおいしい食べ方
これは私が普段している調理方法ですが、とても柔らかくおいしく食べることが出来ます。私の場合は鶏胸肉を使っていますが、鶏もも肉でももちろん作ることはできます。
このような低温調理機を使うことでゆっくりと熱が通り、水分が抜けずにジューシーに仕上がります。
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ボニークがとても有名ですが、最近ではアイリスオーヤマから1万円を切る値段でも販売されています。
こういった器具を使用することでおいしく調理することが出来ますし、温度などをセットして放置するだけでいいので、時間の節約にもなります。
まとめ
鶏もも肉のダイエット効果について解説してきました。
より長く続けるためにはおいしい鶏もも肉がすごくおすすめだということでした。
より詳しく鶏胸肉と鶏もも肉のダイエット効果の違いについて知りたい方は是非こちらの記事をご覧ください。