筋トレ中にトレーニングベルトをした方がいいと聞くけど、どうして?
筋トレ中にトレーニングベルトを付ける理由はなに?
筋トレ中にトレーニングベルトをするメリットデメリットを知りたい
筋トレをしているとジムで腰にトレーニングベルトを付けている人をよく見るのではないでしょうか?
エニタイムフィットネスなどの24時間ジムでは無料で貸し出しもしていたりします。
ゴールドジム(GOLD’S GYM) アンティークレザーベルトG3323
無料で貸し出しを利用する人も多いのはそれだけ使う人が多いということです。
ではどうしてベルトをするのでしょうか?
この記事では筋トレ中にトレーニングベルトをする理由とそのメリットデメリットを解説していきます。
最後まで読むことで筋トレ中のトレーニングベルトの効果がわかりますので、是非最後までご覧ください。
なぜ筋トレ中にトレーニングベルトを巻くの?その理由とは
腹圧を高めるため
筋トレ中にトレーニングベルトをする大きな理由としてはこの腹圧を高めることできるためです。
腹圧とはおなかに力を入れた状態のことで、息を吸い込んでお腹を膨らました状態で腹筋に力を入れることで腹圧をかけることが出来ます。
ペットボトルをイメージしていただくとわかりやすいですが、キャップをせずに握ると圧力がかからずペチャンコに潰れてしまいます。
しかしキャップを閉めて圧力がかかった状態であれば簡単には潰れません。
腹圧がかからずに潰れてしまう状態というのは身体に負担がかかっている状態で、力も入らずにけがに繋がりやすくなります。
腰痛予防のため
先ほども少し説明しましたが、腹圧を高めることでけがの予防にも繋がります。
特にスクワットやデッドリフトといった高重量を扱う種目では、正しいフォームで行っていても腰にはそれなりの負担がかかります。
トレーニングベルトを着用することで腹圧を高め、けがの予防につながることが出来ます。
トレーニング効率を上げるため
トレーニングベルトをすることで腹圧が高めれば、体幹部分が安定し、力が入りやすくなります。
これはトレーニングベルトをしていなくてもそうなのですが、しっかりと腹筋に力を入れ、体幹部分を安定させることで他の部位にも力が入りやすくなります。
ベルトをしていることである程度無意識でもこの腹圧がかかった状態を作ることが出来、トレーニングの効率をグッと上げることが出来ます。
力が入りやすくなればもちろん扱う重量を増えますし、より鍛えたい部分に集中できるようになります。そうすればトレーニングの効果がより上がりやすくなります。
トレーニングベルトのメリットデメリット
トレーニングベルトを付ける理由について解説してきました。被る部分がありますが、メリットデメリットについて解説していきます。
メリット
・腹圧をかけることができる
ベルトを付ける外側からの圧力によって、内側から跳ね返すことができます。腹圧を
・けが予防になる
腹圧がかかり、腰の負担を減らすことでけが予防に繋がります。
・トレーニングの効率を上げることが出来る
体幹部分を安定させ、力が入りやすくし、狙いたい部位をしっかりと集中して鍛えることが出来ます。
デメリット
・腹圧をかけるのが苦手になる
トレーニングベルトだけに頼ってしまうと自力で腹圧をかけることが出来なくなってしまいます。
腹圧をかけるという動作自体、多少の練習は必要な技術なので、トレーニングベルトに頼ってしまうとうまく腹圧をかけるということが出来なくなってしまいます。
このデメリットがあるため、私はあえてベルトを付けずにトレーニングをすることがあります。
あえてトレーニングベルトを使わないことでしっかり自力で腹圧をかけることができます。
・持ち運びが不便
ジムにおいてるレンタルではなく自分でトレーニングベルトを持ち運ぶ場合は、ある程度の大きさになるため荷物になります。
家の近所のジムで、トレーニングだけしに持ち運ぶ分に関しては問題ないかもしれませんが、電車に乗って仕事に行き、そのまま仕事終わりにジムに行くために持ち運ぶとなるとなかなかの荷物になるためとても不便です。
また、レンタルのものを使用する場合でも、自分のサイズが使われていたり、そもそもおいていなかったりする場合があります。
また、他の人が使った後であれば、汗でぬれている場合もあり、使うことをためらってしまうことがあります。
メリットデメリットまとめ
腹圧をかけやすくなることが非常に大きなメリットではありますが、トレーニングベルトの力だけに頼ってしまうと自分でうまく腹圧をかけることが出来なくなってしまいます。
トレーニング初心者の方であれば、まずはけがを予防するという観点からトレーニングベルトを必ず使用することをおすすめします。
中級者以上になり、フォームも安定してもっとレベルを上げていこうとする場合であれば、トレーニングベルトなしでしっかりと自力で腹圧をかける練習をするべきです。
もちろんMAXの計測をする場合など、高重量を扱う場合は必ず使用することをおすすめします。
安全第一でトレーニングを進めていくためにもしっかりとトレーニングベルトを活用していきましょう!